22歳 ソープ嬢 とにかく病気が怖かった 

当時私は22歳の大学生でした。親と喧嘩をして仕送りを打ち切られ、それでも大学だけは卒業したかったので割のいいバイトを探しました。最初は出会い系サイトで援交をしていたのですが、相手を探す手間が思ったよりかかることや怖い思いをしたこともあり、もっと効率よく稼ぐ方法を探して店舗型の風俗にたどり着きました。ソープランドというやつです。コスプレ系の店舗でそういった衣装が似合うタイプだったこともあり即採用されました。お金のためとはいえ、正直楽な仕事ではなかったです。日払いなので銀行に預け入れしたときの通帳の数字だけが楽しみでした。一番の心配は病気でした。学校で勉強していたことが看護系ということもあって、感染症に関する知識はあったのです。スキン着用は各々の嬢の裁量に任されていましたが、スキンだけでは完全に病気を防ぎきれないのは分かっていたので、お客さんがついたときは稼げるということでホッとするのとこのひとが何か病気を持っていたら不安になるのと半々でした。実際に喉がクラミジアにかかって病院に行ったこともあります。オーラルセックスで感染したようでした。抗生剤を服用して治りましたが、店が暗にスキン着用をしない生サービスをすすめてくることもあり、いつもっと重大な病気かかるのか、あるいはもうかかってしまったのではないかと夜眠れなくなることもありました。結局大学の授業料と当面の生活費の百万ちょっとを稼いで足を洗いました。直接のきっかけは彼氏にバレたからです。良心が痛んで別れることを提案したのですが、彼は応じてくれず、店をやめました。正直そのあと数年はセックスしても店で仕事していたときのような気分になり、不感症気味になりました。彼氏にバレた理由は、店のホームページです。顔出しはしていなかったのですが、モザイクでも私だと分かったようです。そう言われてみると知ってるひとから見れば、顔の輪郭や体つきで結構分かります。実際とは相違するかもしれないけれど、絶対に身バレしたくないひとはウィッグの着用をして撮影をするといいと思います。仕事をやめたあと一通りの性病検査を受けましたがすべて陰性でした。結果オーライとはいえ神経質な自分はノイローゼ気味になり、あまり自分に向いている仕事ではないという感想を持ちました。